介護用語集

介護用語集

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

    

介護用語集『は行』

「は」

肺気腫(はいきしゅ)
たん、せき、息切れなどの症状がでて、進行すると呼吸困難にも陥ります。喫煙や大気汚染が原因と考えられ、肺の末端にある肺胞が拡張し、破壊されて発症します。
敗血症(はいけつしょう)
血液の中に細菌が入り、高熱や血圧低下、呼吸数の増加などの症状が現れます。免疫力が低下や、細菌の増加により、発症しやすくなります。
配食サービス(はいしょくサービス) 
買い物や調理が難しい人のための食事宅配サービスです。介護保険給付の基本サービスではありませんが、市区町村特別給付として利用することができます。利用者の安否確認を兼ねているケースもあります。
排泄介助(はいせつかいじょ)
寝たきりの人の排泄を介助することです。その人の症状に合わせて、おむつから尿器・差し込み便器、ポータブルトイレへと、レベルを上げていきます。
廃用症候群(はいようしょうこうぐん)
心身の機能を使わない状態が続いたために、筋肉の衰えや関節の硬化、骨がもろくなるなどの障害が起こることをいいます。
長谷川式簡易知能評価スケール(はせがわしきかんいちのうひょうかすけーる)
記憶、暗算、常識、見当識などの設問に答えていく認知症の診断で使用する簡易検査方法です。
ハンドリム(hand rim)
大きな車輪の外側に設置されている、車いすの速度や方向を操作する輪のことです。使用者が手で回して車いすを操ります。
バイタルサイン(vital signs)
脈拍、呼吸、体温、血圧など、人間が生きていることを示す徴候のことです。広い意味では、排尿や排便、食欲、睡眠、発汗、神経反射、意識レベル、精神状態などを含みます。
バリアフリー(barrier-free)
高齢者や障害者が生活を送りやすいように、障害(バリア)になるものを取り除くという意味で使われています。建築物や街づくりなど物理的な面のほか、制度的、社会的、心理的な障害のことも含みます。住みやすい環境を作る事をバリアフリー化といいます。
パウチ
人工肛門や膀胱の排泄口から出る便や尿を受け止めて、ためる袋のことです。漏れたり逆流しないように工夫されています。

    

「ひ」

被害妄想(ひがいもうそう)
うつや認知症、統合失調症に見られることが多い症状で、他人から迫害されていると信じ込んでしまう精神状態のことです。
非言語コミュニケーション(ひげんごこみゅにけーしょん)
文字や言葉ではなく、表情や視線、身振り、スキンシップ、絵、音楽などを用いたコミュニケーション方法です。
筆談(ひつだん)
聴覚障害者や言語障害者の情報伝達手段のひとつです。絵や文字を使ってコミュニケーションを図ります。最近ではパソコンや携帯電話なども利用されています。
被保険者(ひほけんしゃ)
保険の加入者。保険料を支払い、対象の事由が発生したときに保険金を受け取る人のことをいいます。介護保険では、65歳以上の第1号被保険者と、40歳以上65歳未満の第2号被保険者があります。
被保険者証(ひほけんしゃしょう)
介護保険の被保険者であることを証明する証書のことです。第1号被保険者には全員に配布され、第2号被保険者は要介護・要支援認定を受けた人、および被保険者証を申請した人に交付されます。
秘密保持(ひみつほじ)
職務上知り得た利用者の個人情報を他人にもらさないことです。
ヒヤリハット
事故にはならなかったものの、ミスなどで事故につながりかねない状況になることです。「ヒヤリとした」「ハッとした」が語源になっています。
ヒヤリハット活動(ひやりはっとかつどう)
医療や介護の現場で、ヒヤリとしたりハッとした段階で対策方法を考え、事故を未然に防ぐために行う活動です。
日和見感染(ひよりみかんせん)
健康状態なら問題のない方が、抵抗力が落ちているときに感染すると発病する感染症です。かびや細菌、ウイルスなどが原因となります。MRSA、カンジタ症、カリニ肺炎、敗血症などがあります。
鼻腔栄養(びくうえいよう)
飲食物を口から食べられない状態の方が、チューブを鼻から胃まで入れて、栄養を注入することをいいます。
ピック症(ぴっくしょう)
チェコの精神科医ピックがした疾患で、初老期の精神病です。大脳のなかでも特に前頭葉の委縮によって起こるといわれます。認知障害、言語障害、人格障害などの症状が現れます。

    

「ふ」

フォーマルサービス(fomal service)
国や自治体などの公的機関が定めた制度によって進められる社会福祉サービスのことです。認可や指定を受けた医療法人や民間法人が行なうサービスを含めていうこともあります。
腹臥位(ふくがい)
うつ伏せになって横になった姿勢です。円背(猫背)予防や、パーキンソン病の改善に適しています。
福祉車両(ふくししゃりょう)
身体障害者の車の乗り降りや、車いすから車いすへの乗り移りなどをしやすいように配慮した車両のことです。
福祉住環境コーディネーター(ふくしじゅうかんきょうこーでぃねーたー)
建築、医療、福祉などの知識を持った専門家です。高齢者や障害者が暮らしやすいように、住まいをコーディネートします。
福祉用具(ふくしようぐ)
障害者や高齢者などの介護負担軽減や介護支援の一環として自立を図るための用具です。車いすや歩行器、特殊寝台などがあります。
服薬管理(ふくやくかんり)
薬の量や飲む時間、回数、飲み忘れ、誤用など、薬が適正に服用されるように指導・管理することです。医者や薬剤師が行います。
浮腫(ふしゅ)
皮下組織に体液の成分がたまった状態を表し、むくみともよばれます。心不全や腎不全、貧血などで見られます。
フットケア(foot care)
足の痛みや魚の目、水虫などの治療のほか、爪切り、マッサージ、足に合った靴の選定など、足の手入れ全般のことをいいます。糖尿病の壊疽防止にも重要です。
不服申し立て(ふふくもうしたて)
行政機関の決定や処分に承諾できない場合、異議を申し出ることです。介護保険では、保険料徴収金や、要介護認定などに不服がある場合、都道府県の介護保険審査会に申し出ることになります。
部分浴(ぶぶんよく)
お湯のなかに、手や足など身体の一部だけ入れて温める入浴法です。局所の血行をよくするほか、お湯の温度や時間によっては全身を温める効果もあります。

    

「へ」

ヘルパーステーション(訪問介護事業所)
派遣にてご自宅などのお住まいを訪問、ホームヘルパーのサービスステーションです。 在宅で生活している方で介護が必要な高齢者または家事援助が必要な方の家庭に訪問し、可能な限りその方の有する能力に応じた ホームヘルパーを派遣し要介護者、要支援者の心身の特性を踏まえて、身体に必要な介護と、調理、洗濯、買物等の家事援助、補助、その他の日常生活全般にわたる援助のサービスを提供する機関のことです。

    

「ほ」

法定後見制度(ほうていこうけんせいど)
成年後見制度の一種で、精神障害や認知症などで物事の判断ができない人のために、代理人を選任して法的な権限を与える制度です。
訪問介護計画(ほうもんかいごけいかく)
介護支援専門員(ケアマネジャー)が、利用者と家族に面接し、訪問介護の具体的な計画をたてたり、訪問介護を実施するための計画書のことをいいます。
訪問介護サービス(ほうもんかいごさーびす)
利用者の自宅をホームヘルパーが訪問して、介護や家事など身の回りの世話をすることです。介護保険制度の居宅サービスのひとつです。
訪問看護計画(ほうもんかんごけいかく)
利用者の希望や主治医の指示をうけ、看護師が訪問看護の計画を立案することをいいます。または、その計画書をいいます。その計画について、利用者と医師の承諾を受けた後、サービスが開始されます。
訪問看護サービス(ほうもんかんごさーびす)
利用者の家庭を看護師が訪問し、看護サービスを行ないます。具体的には、血圧や体温測定などの状態観察、医師の指示にもとづく療養上の指導をします。介護保険と医療保険のサービスです。
訪問看護ステーション(ほうもんかんごすてーしょん)
訪問看護を提供する事業所のことです。看護師や保健師が医師と連携して在宅の患者の健康状態把握や療養指導を行ないます。
訪問調査員(ほうもんちょうさいん)
要介護・要支援認定の一次判定の際、対象者の自宅を訪問して、心身の状態や生活環境などを調査します。認定調査員ともいいます。
訪問入浴サービス(ほうもんにゅうよくさーびす)
利用者の自宅へ移動入浴車で訪問し、入浴と入浴に際する介助する行うサービスです。介護保険の居宅サービスのひとつです。
訪問薬剤管理指導(ほうもんやくざいかんりしどう)
利用者の自宅を薬剤師が訪問し、薬剤の服用指導や保管の管理指導を行なったりします。薬剤師が主治医の指示にもとづいて指導します。
訪問リハビリテーション(ほうもんりはびりてーしょん)
利用者の自宅を理学療法士や作業療法士が訪問し、機能回復訓練を行なうことです。介護保険と医療保険のの両方の分野に携わっています。
保険者(ほけんしゃ)
給付を受ける被保険者から保険料を徴集し、それをもとにに保険事業全体を運営する側のことです。介護保険においては市区町村が保険者になります。
ホスピス(hospice)
終末期患者に対し心身のサポートを行うプログラム、または施設のことです。医師、看護師、カウンセラーなどで構成されたチームでケアにあたります。
ホットパック(hot pack)
温かいものを患部にあて、血流の促進や、筋肉・靭帯の伸縮性拡大、鎮痛を図る温熱療法のひとつです。
ボランティア(volunteer)
営利目的ではなく、自主的に無償で活動することです。公共福祉や社会奉仕のために、労力の奉仕、技術提供を行なう活動のこと。または、その活動を行なう人のことをいいます。

    

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